過敏性腸症候群(IBS)について
クリニック斎藤では、過敏性腸症候群の治療に力を入れています。
過敏性腸症候群は言いかえれば神経性大腸炎という意味で、日常生活の際に風邪もひいていないのに、下痢や便秘の繰り返したり、便がいつもゆるい方、または腹痛を伴う方など多様性があるのが特徴です。?
また症状が起こる時期も通勤・通学時、仕事や学校のある日、または週末のみなどこれも多様性に富んでいます。
- 下痢、便秘を繰り返す
- 便がいつもゆるい
- 腹痛および腹部に違和感がある
- ストレスや不安で下痢を起こす
- 強いストレスでガスがたまる
近年ではすこしずつ発症のメカニズムが明らかになりつつあります。そして驚くことに過敏性腸症候群は推定では1,000万人ぐらいの潜在的患者がいるといわれています。
しかし、実際加療をしているのは約10〜20%程度となっています。そして当院のような消化器科に通院しているのは治療を受けている患者さんの20%くらいといわれています。
おそらく症状自体を「しょうがない事」として、あきらめてしまっている方が多いと考えますが、いつ起こるかわからない恐怖感は特に公共の乗り物をつかって通勤・通学している方はいかばかりかと思います。
しかし過敏性腸症候群は十分コントロール可能な病気なのです!
当クリニックではこの疾患の検査・治療を詳細におこなっております。
検査は言ってみれば異常がないことの確認です。
主にレントゲン・血液検査などで異常がないことの確認をして、最終的には大腸カメラ(大腸内視鏡)で異常がみられないことを確認する場合もあります。
また治療では最近TVでも紹介をされている新薬(商品名イリボー)をはじめ、従来の腸の動きを整えたりする薬や漢方薬、また自律神経調節薬や抗うつ剤なども巧みに使い
この疾患を治療しております。
日ごろ、下痢や便秘の繰り返し、便通のやわらかいこと、頻回の腹痛などに悩んでいる方1度来院してみてください。
日常生活の憂鬱が晴れるかと思います。